
口臭にはさまざまな原因があります。なかでもお口の中の病気である虫歯や歯周病は口臭の大きな原因となっています。これらはどちらも細菌が関与しているので、細菌が放出する臭いの成分が口臭を引き起こします。したがって虫歯や歯周病の治療と普段の歯みがきを徹底し、口腔内の細菌を減らすことができれば、口臭は無くなります。
唾液には口臭を抑制する働きがあることをご存知でしたでしょうか?
唾液はお口の中を洗浄する作用があり、臭いの成分も洗浄され口臭を抑えてくれます。また舌の表面はヒダが多く表面積が大きいため、そこに付着した細菌や剥がれた上皮が臭いの原因となり易いのですが、唾液が舌表面を覆うことにより臭いの発生を抑制することができます。
例えば虫歯のないお子様で普段口臭がないにもかかわらず、起床時に口臭を感じる場合がありますが、これは睡眠時や起床時の唾液の分泌が少なくお口の中が乾いており、臭いが発しやすい状態になっているからです。
お口が乾きやすくなる原因をいくつか挙げてみると、
- 起床時・空腹時・ダイエットなど
- 鼻づまりによる口呼吸
- 糖尿病や唾液腺疾患などの口が乾きやすい病気
- 精神的ストレスや緊張など
- 鼻炎や高血圧の薬などによる唾液分泌量低下
ちなみにニンニクやアルコールなど食物由来の口臭は、消化された臭いの成分が血中に入り、肺から呼気として吐き出されるため、唾液の量が多くても口臭を抑えることはできません。